おすすめCADスクール6選！受講料・転職支援など選び方解説

💡おすすめのCADスクールはReCADemy

自分らしい働き方を実現する、CAD・BIM専門スクール「ReCADemy」
CADだけでなく、他では学べない高度なBIM教材を提供。
専門性と将来性のあるBIMを使った安定性のある長く働ける仕事に就こう！

「未経験からCADを学びたい」「転職やキャリアアップのために専門スキルを身につけたい」
そんな方にとって、どのスクールを選ぶかは、そのあとの学びやキャリアに大きく影響します。

CADスクールには、学べるソフトやカリキュラムの内容、受講スタイル、サポート体制などにさまざまな違いがあります。そのため自分に合った環境を選ぶことが、効率よくスキルを身につける近道です。

この記事では、スクールを比較する際に注目したいポイントや、費用を抑えて学ぶために活用できる補助金制度について、わかりやすく解説します。CADを学びたいと考えている方が、自分に合った学びの場を見つけるための参考になれば幸いです。

CADとは

CADとは、「Computer Aided Design」の略で、「図面や設計をパソコンで作成するためのツール・技術」のことです。

主に建築、機械製造、アパレル業界を中心に使われる設計製図ソフトウェア、設計支援システムを総称します。

たとえば、自動車やスマートフォンなど身の回りにある数多くの製品や、戸建やマンションを始め、建築物などはすべて図面をもとに作られています。CADの前身となる製図システムができてわずか60年ですが、CADはその図面の設計・作図をするのに欠かせないツールになりました。

CADスクールのおすすめの選び方！5つのポイント

1. リーズナブルな料金

CADスクールの受講料は、学習内容・受講形式により異なりますが、料金目安としては、安いスクールで数万円〜、実務演習やサポートが充実したコースでは数十万円になることもあります。

ただ受講料が高い場合でも、一定条件を満たすことで受講料が返金される補助金制度もあります。補助金制度があるかどうか、事前に確認することがおすすめです。

ポイント

補助金制度（リスキリング支援事業・教育訓練給付金など）があるか
※リスキリング支援事業では、受講料の最大70%（上限56万円）補助あり
費用に見合った内容・サポートがあるか

2. 希望の業界やソフトに対応しているか

業界ごとに使用するソフトが異なります。

建築業界：AutoCAD、Revit
機械業界：Inventor、SOLIDWORKS
インテリア業界：VectorWorks

また、「BIM（ビルディング・インフォメーション・モデリング）」という、3Dで建物全体を設計・管理する最新手法を学びたい人は、対応講座の有無もチェックしましょう。

参考：AutoCADとは？AutoCADソフトについて～勉強方法までご紹介～

3. オンラインで受講ができるか

仕事や家庭の事情で通学が難しい場合は、オンライン受講が可能かを重視しましょう。

eラーニング型やライブ授業型など、隙間時間で自宅学習できる仕組みなら効率的に学べます。ライブ授業があると、その場で講師に質問できるため、疑問をすぐに解消できるのも大きなメリットです。

なお、オンラインでも受講にソフトの購入が必要な場合があるので要確認です。ソフト不要で学べる環境が整っているスクールなら、初期コストを抑えて学習をスタートできます。

4. 学習・就職のサポートがあるか

受講中の学習サポート
キャリア相談や求人紹介

これらのサポートがあることで、「今の自分に足りないスキル」や「目指す働き方」が明確になり、効率よく学習を進めることができます。

特に、お一人での学習や就職活動に不安を感じる方は、こうしたサポートの有無をしっかり確認しておきましょう。

5. 実務経験が積める仕組みがあるか

CAD初心者にとっては知識だけでなく、実際に手を動かして学べる環境があるかも大切なポイントです。たとえば、授業の中で実際の図面作成に近い課題に取り組めると、学んだ内容をすぐに実践でき、スキルとして身につきやすくなります。

仕事で通用するレベルを目指すなら、実務に近い課題やトレーニングがあるスクールを選ぶのがおすすめです。

参考：未経験からでも在宅でCADオペレーターになれるの？

	ReCADemy	A社	B社	C社	D社	E社
料金	入学金なし講座22,000円～	入学金あり 278,740円～	入学金あり要見積もり	入学金あり 246,400円～	入学金あり 123,200円～	サブスク初月18,000円翌月以降月3,800円
公的支援	経産省リスキリング対象コースあり ※受講費最大70%補助	経産省リスキリング対象コースあり一般教育訓練給付金対象（受講費20%支給 ※上限10万円）	一般教育訓練給付金対象	経産省リスキリング対象コースあり一般教育訓練給付金対象	対象外	対象外
対応ソフト	AutoCAD Revit Jw_cad ArchiCAD Inventor	AutoCAD Inventor Revit Jw_cad	AutoCAD Jw_cad Fusion360	AutoCAD Jw_cad Revit VectorWorks CATIA Tfas	CATIA NX AutoCAD	AutoCAD Jw_cad Fusion360
学習サポート	〇	〇	〇		〇	〇
就職・転職サポート	〇	〇	〇	〇	〇	×
実務経験が積める仕組み	〇スキルチェック合格後実際の仕事に応募できる	×	×	×	×	×
無料体験	〇一部無料講座・体験レッスン	〇無料セミナー	×	〇対面無料体験レッスン	〇対面無料体験レッスン	×

CADスクール・講座を選ぶ際の注意点

1. CADソフトの購入が必要か確認する

オンライン講座を受ける際は、CADソフトの準備が必要かどうかを事前に確認しておきましょう。

CADソフトを自分でインストールして使う前提の講座か
ソフトが提供される講座かどうか
別途購入や契約が必要か

たとえば、ソフト不要で学べるスクールを選んだり、ソフトを無償提供している講座を活用するのも有効な方法です。あらかじめ確認しておくことで、余計な出費を防ぎ、スムーズに学習を始められます。

参考：おすすめのCADフリーソフト6選！気になる選び方は？

2. 「資格取得」か「就職・転職」か、目的に合った講座を選ぶ

「資格取得」が目的なら、試験対策に特化した講座
「就職・転職」目的なら、実務演習や転職支援がある講座

目的に合った講座を選ぶことで、無駄なく効率的にスキルを身につけ、理想のキャリアに近づけます。

CADを無料で学ぶ方法はある？

1. 有料スクールの無料体験を活用する

多くのCADスクールでは、無料体験授業や説明会を実施しています。雰囲気や学習内容を事前に確認できるため、スクール選びの大きな判断材料になります。

無料体験を活用するメリット

授業の進め方や教材の内容がわかる
講師の教え方や対応の仕方を確認できる
スクールの雰囲気を実際に感じられる

「なんとなく良さそう」で選ぶ前に、無料体験で自分に合うかどうかをしっかりチェックするのがポイントです。気になるスクールがあれば、まずは無料体験やオンライン説明会に参加してみましょう。

2. ハローワークの職業訓練を利用する

ハローワークが紹介する公共の職業訓練を利用すれば、CAD講座を無料で受講できる場合があります。さらに、一定の条件を満たせば教育訓練給付金を受け取ることも可能です。就職支援が付いた訓練校も多く、手厚いサポートが受けられるのが魅力です。

ただし、以下の点には注意が必要です。

在職中でも申込みは可能ですが、訓練開始時点までに離職している必要がある場合があります。
雇用保険の加入状況などにより、給付金の対象外となることがあります。

受講を希望する場合は、事前にハローワークで条件をよく確認しておくことが大切です。

参考：厚生労働省「教育訓練給付制度」

3. 独学で習得する

CADは無料ソフトやネット教材を使って、独学でも学習が可能です。たとえば、「Jw_cad（2D）」や「Fusion 360（3D）」は無料で使えるため、YouTubeやブログ、書籍などで基本操作を学ぶことが可能です。

独学のメリットは、費用を抑えられる・自分のペースで学べること。デメリットは、質問できる環境がなく、モチベーションの維持やスキルの習得に時間がかかる点です。効率よく学びたい場合は、スクールの活用も検討しましょう。

参考：CADを独学で身に着ける方法3選！コツや独学している方の声もご紹介

CADスクールの費用を抑えるおすすめの方法3選

1. リスキリング支援事業を活用する

経済産業省が実施する「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」は、社会人の学び直しを支援する制度です。

対象スクールを利用すれば、受講料の最大70%（上限56万円）が補助されることも。対象条件を確認して、費用負担を抑えましょう。

詳細を知りたい場合は、リスキリング支援事業の詳細が知れる説明会に参加して相談してみるといいでしょう。

参考：経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」

2. 料金とカリキュラムのバランスを比較する

受講料の安さだけで選ばず、カリキュラムやサポート内容と費用対効果を比較することをおすすめします。

提供される講座時間やサポート内容が同じであれば安い方がお得ですが、内容が薄い場合は後悔することもあります。教材・授業量・サポート範囲を確認して、価格に見合った内容かどうか見極めましょう。

3. 複数スクールのキャンペーン・特典を利用しよう

複数のスクールを比較することで、割引キャンペーンや特典を見つけられる場合があります。早期申込割引、セット割引、友人紹介割引など、各校のキャンペーン情報もチェックしておくと費用を抑えやすくなります。

チェックポイント

割引キャンペーンの有無：早期申込割引、紹介割引、資料請求特典など
特典内容：無料体験、クーポン配布、受講料の割引など