【Q&A】製図の基礎講座

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学習の際に参考にしてください。

Chapter タイトル Q & A
Chapter01 4-5-1.寸法記入のルール(3)  Q  『円を正面から見て両端に端末記号(矢)がつく「場合」は「まるΦ」を記入しない』 とありますが、逆に記入する場合があるのでしょうか? 
 A   この事例は、「まるΦ」を記入しなくても円の寸法と分かるので記入しないで良いことを示しています。 なぜなら、円の絵が見えていて、そこの円の寸法であることが明確であるからです。 この条件以外では、円の寸法か否か明確ではないので、円の寸法の場合は「まるΦ」を記入します。
Chapter04 4-6-1. 寸法公差とはめあい公差(4)  Q  動画中で、公差の有効数字について20±0.2と 20±0.20の教養範囲がそれぞれ (1) 19.75≦20±0.2≦20.24 (2) 19.795≦20±0.20≦20.204 となっていますが、マイナス側の19.75、19.795 はどのように決定されたのでしょうか?
 A   ここでは、寸法公差の有効数字の記述で、図面として要求する加工精度への影響を説明しています。 (1) 19.75≦20±0.2≦20.24については、 20±0.2という表記では、〈19.8~20.2 〉の範囲を許容範囲となります。 有効数字は少数点以下1桁で、その下、2桁目を四捨五入しますので、 小数点以下2桁まで表記すると、〈19.75~20.24 〉となります。 (2) 19.795≦20±0.20≦20.204については、 20±0.20という表記では、〈19.80~20.20〉の範囲を許容範囲となります。 有効数字、少数点以下2桁で、その下、3桁目を四捨五入しますので、 小数点以下3桁まで表記すると、〈19.795~20.204 〉となります。
Chapter04  Q  二重寸法のルールは、機械設計で使われるルールであって、建築図面に於いては適応されないのでしょうか?
 A   二重寸法は、建築製図については基本的には適用されません。 機械設計の際に適用されるルールです。