「BIMの仕様を理解しているからこそ、できるフィードバックがある」
34歳からのリスキリング。BIM運用チームで「教育担当」を期待される存在になるまで
建設業界でCADオペレーターとして10年のキャリアを積んできたAさん。さらなるスキルアップと長く働ける環境を求め、リカデミーで「Revit意匠マスターコース」を受講しました。
転職から1年。現在は大手ゼネコンの「BIM運用チーム」という、BIM活用の最前線で活躍しています。ツールが変わっても揺るがない、BIMの本質的なスキルを手に入れたAさんの今を伺いました。
「長く働けるスキル」を求めて、BIMの世界へ
前職までは、構造設計や基地局設計のCADオペレーターとして約10年の経験を積んできたAさん。着実にキャリアを築いてきましたが、30代半ばを迎え、将来を見据えた時に「より専門性を高めたい、どこでも通用する武器を持ちたい」という思いが強くなったといいます。
「ゆくゆくは在宅勤務も視野に入れ、長く働き続けられるスキルを身につけたい。そう考えた時に、業界の流れであるBIMへの挑戦は必然でした」
そんな時に出会ったのが、リカデミーのリスキリング支援。もともと高い学習意欲を持っていたAさんは、BIM未経験から「Revit意匠マスターコース」に飛び込みました。
Revitでの学びが、ArchiCADでの業務を支える土台になった
現在は、転職先の「BIM運用チーム」に所属し、主にArchiCAD(アーキキャド)を使用した連携システムのバージョンアップに伴うチェック業務を担当しています。
「実は、今の業務でメインに使っているのはArchiCADなんです。でも、リカデミーでRevitをじっくり学んだ経験が、驚くほど今の仕事に活きています」
BIMは単なる3Dソフトではありません。データの持ち方や仕様の考え方など、その「概念」を理解していることが重要です。
「Revitの学習経験があるからこそ、別のソフトであるArchiCADに触れても『あ、これはあの仕組みと同じだな』とスムーズに理解できることが多いんです。リカデミーで学んだことは、間違いなく今の業務の土台になっていますね」
「違和感」に気づき、伝えられる力が、周囲の信頼に変わる
Aさんの現在の役割は、連携システムに不具合がないか、仕様通りに動くかを最初にチェックする、いわば「砦(とりで)」のようなポジション。BIMの深い理解が不可欠な仕事です。
「単に修正箇所を見つけるだけでなく、その修正が他のどの範囲にまで影響を及ぼすかまで考えてチェックするようにしています。少しでも違和感があれば、迷わず指摘を入れる。その丁寧な仕事を『助かるよ』と褒めていただけた時は、本当に嬉しかったですね」
面談当時から評価されていた「相手が求めることを先回りして考える力」が、BIMという専門スキルと掛け合わさり、現場での確固たる信頼に繋がっています。
未来の展望:教えられる側から、次世代を育てる側へ
入社から1年。現場からは早くも「今後は社内のBIM教育も任せていきたい」と期待を寄せられています。
「今後は教育を任せられる立場になっていくため、ArchiCADはもちろん、Revitも改めてしっかり習得して、自信を持って教えられるようになりたいです。設計の業務経験もあった方が良いのか迷うこともありますが、まずは今求められている役割でしっかり貢献したい。BIMの力で、会社をもっと良くしていきたいですね」
仕事の合間には、自らRevitの勉強会に参加するなど、Aさんの向上心は止まりません。
「学んで本当によかったです。あの時一歩踏み出したから、今、自信を持ってキャリアを歩めていると感じます」
34歳からの挑戦。それは、単なるツールの習得ではなく、BIMという新しい武器を手に入れ、自分の可能性を広げるための大きな転換点となりました。
受講コース:🎓Revit意匠マスターコース